日本国籍を捨ててアメリカ国籍を取得した話②
ちなみに、アメリカ国籍を取得するのは条件を満たせば比較的簡単。
条件
①アメリカの永住権を取得して規定の期間(永住権取得後5年、うち30ヶ月をアメリカ国内で過ごしている)が過ぎている
②英語での読み書きができる(取得時にテストがあり、それに合格しなければいけない)
③アメリカに住んでいた間、犯罪歴などがなく善良な市民であったこと
④18歳以上であること
とまあ、こんな感じです。
アメリカに普通に5年住んでいれば、特に「こ、これは・・・」と思うようなものはありません。
②に関しては英語のテストのほか、アメリカの歴史などのテストなどもあって、日本の教育しか受けてきていないと答えられないものもあるので、アプリや専用のサイトなどで少し勉強しましたが、まあ、1−2ヶ月勉強すれば問題ないレベルでした。
市民権を取ろうとする人は世界中の人が対象で、バックグラウンドにより学力にはかなりの幅がありますが、それでもちゃんと予習して練習すれば、まあなんとかなるレベルです。
ちなみに「一人では心細い・・・」なんて人は、どの街にもある、アダルトスクールにも「市民権取得のためのコース」などが設置してあり、そこで先生やほかの移民の人たちと机を並べて勉強できたりもします。
大体いるのはメキシコ人か南米から移住してきた人たち。すこし韓国などのアジア系もいる場合も。(カリフォルニア州の場合)彼女ら、彼らのパワーは見習うところが多いです。
移住した年齢により、英語のテストが免除される場合もあるようです。まあ、それまで英語を使って生活していなかったおじいちゃんおばあちゃんが、家族に連れられて移住し、市民権をとろうとしてる場合なんか、これに当たりますよね。ほかにも、disabilitiesなんかあった場合も対応してくれるようです。
条件を満たしていることを確認したら、専用のサイトで申し込み。
必要事項を書き込んで、ポチッ。
こんな簡単で良いのか?と思うほど。。。
しばらくすると、インタビューや試験の日時をお知らせがきます。
私の場合はインタビューまで3ヶ月ほどだったように記憶しています。その期間に、テストの予習をして待ちます。
指定された場所に行き、書類の提出、身元確認や、滞在の合否確認やらなんやらを受け、英語のテストを受けます。
私の時はインタビュアーのオジちゃんの部屋に通され、それなりに緊張していたものの、いざ始まると、雑談しながら英語の試験がありました。
クイズ形式で、オジちゃんもとってもフレンドリー。
こんな私でも、なんと満点で合格。(笑)
(多分、みんな満点 笑)
その日はそれで帰宅です。